【記述式の採点基準は?】2023年度行政書士試験の記述採点基準を考える

こんにちは。

今回は行政書士試験の記述式採点基準についてです。

私自身行政書士試験は初受験で合格できましたが、記述の点数次第では不合格となる点数でした。

そして記述の採点基準ですがどうやら受験生の択一の出来により採点基準が変わるとか…

ちなみに令和5年度の択一平均は例年より少し低く採点基準は甘め~普通と予想します。

解答例と実際の回答を比較して点数を考えていきます。

ちなみに記述は46点でした。

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問44 行政法(差止訴訟)

解答例 
Y市に対して、出席停止の懲罰の差止訴訟を提起するとともに、仮の差止めを申し立てる。(41字)
私の解答
Y市に対して、出席停止の差止訴訟を提起すると同時に、仮の差止めを提起する。(37字)
 

部分点があるとすれば

○Y市に対し

○差止訴訟を提起する

○仮の差止めの申立て

でしょうか。

仮の差止めを提起すると書いたので、大幅な減点を予想して12点を予想。

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問45 民法(物上代位)

解答例
物上代位により 、Cによる保険金の払渡し前に、Aが保険金債権を差し押さえなければならない。(44字) 
 
私の解答
抵当権による物上代位により、AからCに保険金が支払われる前にAが保険金を差し押さえる。(43字)
部分点予想
○物上代位
○保険金の払い渡し前
○保険金を差し押さえる
 
全体的にキーワードをおさえましたが、文末を「~しなければならない」としていないため18点くらいか。
 
 
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問46 民法(契約不適合責任)

解答例
契約不適合責任を根拠に 、報酬減額請求 、損 害賠償請求 、契約の解除を主張することができる。(43字)
私の回答
契約不適合を知った時から一年以内に通知したので、代金減額、損害賠償請求、契約解除ができる。(45字)

こちらの問題、回答は字数ギリギリでした。

一年以内に通知の文言は必要なかったようです。

部分点予想

○契約不適合責任

○報酬減額請求

○損害賠償請求

○契約の解除

当時の予備校の採点サービスの結果だと、契約不適合責任がかけていない方が4割くらいだったらしいです。

ここに大きな配点が付くと予想して16点か。

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記述を振り返り

実は今回の記述は過去問によく似た問題がありました。

記述対策はオリジナルの問題も練習が必要ですが過去問も必ず解くようにしましょう。

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