【日記が苦手な小学生向け】日記の書き方

教育関係

こんにちは!リョウです。

今回は【日記が苦手な小学生向け】日記の書き方というテーマでお話しします!

個別指導塾で塾長していた頃は、小学生の保護者さんから日記の書き方についての悩みが意外と多くありました。

小学生の保護者さん
小学生の保護者さん

塾長!うちの子の日記見てくださいよ。

日記が苦手なのか、もうちょっと具体的に書いてほしいんです…

今日は楽しかったです。

明日も頑張ります。

今日は算数の授業を頑張りました。

帰りにBくんの家で遊びました。

うーん……日記が苦手な小学生のよくあるパターンかもしれません。

私も小学生の時はこのような日記を書いておりました。

日記の内容が単調になってしまうのは良くあることです。

しかし、これからお話しする方法で日記を書けば苦手意識もなくなりつつ、日記の内容も変化します。

それでは日記の書き方について紹介します!

スポンサーリンク

【結論】親子で協力して日記を書く

いきなり結論ですが、日記が苦手なお子さんには親子で協力して日記を書くことが効果的です。

「え…親の私も日記を書くの?」

そう思うかもしれませんが、基本的に日記を書くのはお子さんです。

では、具体的に解説していきます!

スポンサーリンク

親と子供が対話する形式で進める

親子で協力して日記を書くために基本は親と子供が対話をする形式進めます

お子さんが質問に答えていき、最後にお子さんの回答を日記にまとめる流れです。

では、なぜこのような方法をとるのでしょうか?

それは、お子さん一人で考えてしまうと日記に何を書けばいいのか分からなくなってしまうからです。

小学生がうまく日記を書けないのは、「どんな内容を書けばいいのか」、「文章をどう書くのか」が分からないことが原因です。

それが苦手意識につながってしまうのです。

なので、日記に書く内容を親の方からうまく聞き出し、誘導してあげる事が重要になります。

そのための対話形式になります。

その際のポイントも紹介します。

【ポイント①】日記のテーマを決める

最初に日記のテーマを決めましょう!

ここで気を付けたいのがテーマは今日の出来事以外についても考えるということです。

なぜなら、今日の出来事のみにテーマを絞ってしまうと内容が限られてくるうえ、内容もワンパターンになりがちです。

例えば次のようなテーマはどうでしょうか。

・今後頑張ってみたいこと

・普段思っていること

・今努力していること

・行ってみたい場所 など

これなら少しいつもとは違う日記になりそうですよね。

以下対話例です。

〇対話例

A君の母親
A君の母親

A君。

学校で頑張ってみたいことはある?

明日とか来週のことでもいいよ。

A君
A君

そうだなー、来週の算数のテストでいい点とりたい!

A君の母親
A君の母親

じゃあ来週の算数のテストについて日記を書いてみよう!

このようにテーマを親子で決めることで日記が書きやすくなります。

【ポイント②】5W1Hを意識する

次にテーマについて具体的に掘り下げていきましょう。

その際、「だれが」、「いつ」、「どこで」、「なにを」、「どのように」といった内容を聞くことがポイントになります。

いわゆる5Wといったものですね。

先ほどのテーマ例について5W1Hを意識すると

・頑張りたいことでは何をしたいのか、どのように頑張るのか

・いつからそのように思っているのか、その考えをどうしたいのか

・今努力していることではなぜ努力していて、どうなりたいのか

・だれとその場所に行ってみたいのか、その場所で何をしたいのか

このような質問ができそうです。

以下対話例です。

〇対話例

A君の母親
A君の母親

来週の算数のテストで何点取りたい?

A君
A君

うーん、90点取りたい!

A君の母親
A君の母親

いい目標だね!

90点はどうやったら取れそうかな?

A君
A君

先生の話をちゃんと聞く!

あ!あと分からないところは先生に質問する!

この会話では算数のテストでいい点をとるというテーマに対し

何を(したい)→90点をとりたい

どうやって→先生の話をちゃんと聞く、わからないところを先生に質問する

といったように5W1Hを意識しています。

【ポイント③】復唱する

そして日記を書く内容がまとまったら、一度お子さんに復唱を促してみましょう。

これまでの発言を声に出して復唱することで、考えをまとめる力も身につくからです。

また、日記に書く内容の再確認ができます。

以下対話例です。

〇対話例

A君の母親
A君の母親

じゃあまとめよう!

来週の算数のテストのことについてもう一度お母さんに話せそう?

A君
A君

えーと、算数にテストで90点取れるように頑張る!

そのために授業で先生の話をちゃんと聞くようにするよ!

あと分からないところは先生に質問する!

A君の母親
A君の母親

うん、来週のテスト頑張ろう!

じゃあ今言ったことを日記に書いてみよっか!

A君
A君

日記がいつもより書けそうだぞ!

〇日記例

来週は学校で算数のテストがあります。

僕はそのテストで90点を取れるように頑張りたいです。

そのために授業で先生の話をちゃんと聞きます。

あと分からないところは先生に聞いて、できるようになりたいです。

最初の例文と比べると内容が少し具体的になりましたね!

いきなり長めの日記を書くのは難しいと思うので、短い文章でいいので5W1Hを意識して日記を書いてみましょう。

スポンサーリンク

【日記が苦手な小学生の日記の書き方】まとめ

親子で対話しながら日記を書けば、お子さんも日記を書きやすくなりそうですね!

最後に今回紹介した日記の書き方についてまとめをします!

①親子対話形式で日記を書く

②日記のテーマを決める

③5W1Hを意識してテーマを掘り下げる

④日記に書く内容を復唱する

以上になります。

日記を書くというのは意外と難しいですね。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました